2008年03月20日

レーシックと眼圧

人の眼には眼圧というものがあります。

眼の中には角膜や水晶体という部分があり、これらには血管がありません。血液の代わりに房水(ぼうすい)という液体が、角膜や水晶体を循環しています。この房水(ぼうすい)の圧力を眼圧といいます。


レーシック手術によって眼圧が低くなるということを聞いたことがあります。しかし、これは数値上で眼圧が低くなっているのであって、実際には低くはないそうです。眼圧は「非接触眼圧計」という機器で測るのが普通ですが、この「非接触眼圧計」に、その原因があります。


「非接触眼圧計」では眼に空気を当てて、角膜のへこみ具合で眼圧を計るといった仕組みです。しかし、角膜の厚さによっても眼圧の測定値が変わってしまいます。角膜に厚みがあると眼圧が高くなってしまい、薄いと低くなってしまうのです。


レーシック手術では、角膜を削って屈折率を変えるので、レーシックを受けた後は角膜が薄くなっています。そのため眼圧が正しく測れないというわけです。眼圧を測る機会には、レーシック手術を受けたことを伝えておかないと、正しく測定することができなくなります。